2014年08月15日

訃報・元 関脇 金剛正裕、北村正裕さん

バナナくん10号

大相撲の元関脇 金剛正裕の
北村正裕さん。
10代二所ノ関親方。
2014年8月12日、
肺炎のため死去。
享年65。

続きを読む



金剛といえば、1975年名古屋場所での平幕優勝でしょう。

その場所、前半で2敗した時点では、まさか優勝するなんて思いもよりませんでしたが、西の横綱輪島大士が全休したのに加えて、東の横綱北の湖敏満も不振(最終成績は9勝6敗)だったのも手伝って、

七日目の北の湖戦に勝ったあたりから勢いに乗り、八日目に1敗の若三杉壽人に勝って2敗で並ぶと、そのまま突っ走って、13勝2敗で優勝。

終盤戦のいつだったか、勝ったあと、自分が土俵のどこから上がってきたか見失ったのか、審判長のすぐ前の得俵のところにそんきょして、勝ち名乗りを受けようとしているシーンがありました。

精神的におかしくなっているようにも見受けられましたが、VTRとか残っていないかな。

当時は同じ二所ノ関部屋だった青葉城幸雄も好調で、千秋楽を前に、金剛が2敗、青葉城が3敗で、同部屋同士の優勝決定戦の可能性もありました。

優勝が二所ノ関部屋のどちらかの力士に絞られた段階で、金剛が、

優勝は年功序列でオレがもらう

と言っていました。

私は、せっかくのチャンスなので、青葉城にも優勝させてあげたいと思いましたが、まあ、ここはひとつ、金剛が言うように、先輩が優勝するのがいいのかもしれません。

だけど・・・

ふたりの生年月日
金剛 ・・・・1948年11月18日
青葉城 ・・・1948年11月14日


ふたりは同い年で、青葉城の方が4日先に生まれているのです。

じゃあ、きっと、金剛の方が先に初土俵を踏んだんだ。

だから一応、金剛の方が兄弟子なんだ。

と思ったのですけど、

初土俵の場所
金剛 ・・・・1964年夏場所
青葉城 ・・・1964年春場所


青葉城の方がひと場所早い・・・。

金剛はなにを持って、「年功序列でオレが」と言ったのでしょうか。

出世は金剛の方が早く、青葉城が新入幕した1975年初場所、すでに金剛は入幕27場所目だったので、金剛は、自分の方が先輩だと思い込んでしまっていたのでしょうか。

で、金剛はそのまま強くなって、大関になるのかと思いきや、翌秋場所、関脇で初日から7連敗。

小結に上がった青葉城も金剛に付き合ってしまって、初日から6連敗。

金剛の関脇はこの場所ひと場所だけでした。

で、金剛に関して、平幕優勝に負けないくらい驚かされたのが、27歳の若さで引退したことです。

8代二所ノ関親方の死去により、二所ノ関を継承するためでした。

二所ノ関の後継者争いでは、一代年寄の大鵬親方が降りたため、大麒麟の押尾川親方が有力視されたのですが、8代二所ノ関親方の次女と婚約をした当時はまだ現役だった金剛が内定。

関脇止まりの金剛が、大関の大麒麟に勝てたのは、大麒麟ができなかった優勝を経験したことが、一因とするならば、

青葉城が、後継者争いに負けて独立した押尾川親方に連れられて、押尾川部屋へ移籍することになったのも、

また、その青葉城の移籍により、金剛vs青葉城戦が組まれることになったのも、

金剛が平幕優勝したため、ということになりましょうか。

晩年、久々に大相撲中継の解説に出てくるようになったとき、現役時代「ホラ吹き金剛」と言われていただけに、楽しい解説をと、大いに期待していたのですが、

解説は普通でした。

八百長問題のときは、率先して、当時理事長だった放駒輝門親方を助けたそうです。

すっかり普通の人になってしまっていたみたいです。

ま、協会の一大事に、ホラを吹いている場合ではないでしょうけどね。

現役時代に、タワシの裏にスポンジをつけた「痛くないタワシ」を作って実用新案登録の出願したのは金剛らしい有名な話しです。

金剛らしい有名な話しですが、てっきり登録されたのだろうと思いきや、実は却下されているのですけどね。

ご冥福をお祈りします。


#2014-123
アクセス解析
web拍手 by FC2
posted by きぶん at 14:58
| 編集 | コメント管理|
| Comment(0)|| | TrackBack(0)||
| 訃報・追悼 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする|
この記事へのコメント
コメントを書く
お名前:

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント:

認証コード: [必須入力]


※画像の中の文字を半角で入力してください。
※入力しないとコメントは書き込まれません。
 
この記事へのトラックバックURL
http://blog.seesaa.jp/tb/403774358
※ブログオーナーが承認したトラックバックのみ表示されます。
※言及リンクのないトラックバックは受信されません。

この記事へのトラックバック